テレビ番組や映画作品などの映像については、これまで様々な分野で研究が行われてきました。
ニュースなどの社会情報としての映像、遺伝子や天文学などの自然科学としての映像、芸術や文化としての映像、歴史資料を記録するための映像、など、その分野は多岐に渡ります。
メディア情報学部では、映像制作をするだけでなく、映像に関する興味深い科目をいろいろと用意しています。
映像は、人間の社会活動や文化活動にどのような意味を与えてきたのか。また、それは歴史的に見るとどのような系譜をたどってきたのか。このような疑問を持つ人も多いことでしょう。
例えば、「映像文化論」では、写真から映画、テレビといった映像メディアの歴史を扱い、その時代背景や社会背景を掘り下げていきます。また、「映像情報論」では、主に日本のテレビ文化の変遷を辿り、テレビ映像の特質や問題点なども考えていきます。
今や、パソコンやスマートフォンなどを使えば、誰でも映像情報を全世界に発信できる時代になりました。
このようなデジタル技術の革新の背景には、どのような問題が潜んでいるのでしょうか。映像を正しく使うためには、映像についてもっと理解を深めることが必要です。
このようなテーマについて、興味のある人は、是非、メディア情報学部に来て学んでください。

映像文化論の講義風景

映像素材を利用しての講義

執筆した解説記事を資料として説明

映像文化論を担当する今村教授